車いすまち歩き事前学習(第2回)成果報告
2024年11月1日(金)に愛媛大学教育学部3号館4階社会科演習室にて、車いす乗車体験が実施されました。この体験学習は、11月17日(日)に行われる「車いすまちあるき」の事前学習の一環です。
今回は、大学構内を車いすで移動し、生活をする上でどのような「困りごと」があるのかを体験しました。体験の流れとしては、エレベーターや渡り廊下を使いながら3号館から2号館へ移動し、本館を通って教室へと戻りました。この体験を通して、小さな段差でも上手く越えられなかったり、扉がうまく開けられなかったりと、実際に車いすに乗ることで普段の生活では何も感じなかった部分にも「困りごと」があることに気づくことができました。また、バリアフリーとして設置されているものでも、実際には使いにくいものがあることにも気づくことができ、バリアフリー設備の在り方についても考えることができました。
以下、乗車体験に参加した学生たちの感想となります。
・健常者からの視点では気付けない日常にあふれる、ちょっとした障壁や 障害に気付くことのできる良い機会になった。
・ただ社会インフラを整備するだけではなく、そこに人の善意があればよりよい共生社会が実現するのではないかと思った。
今回の活動をふまえて、次回は11月17日(日)10:00より車いすまち歩きイベントを行います。ぜひ、ご興味のある方はお越しください。お待ちしております。
関係者の皆様、ありがとうございました。