令和5年度第72回全国社会科教育学会全国研究大会(岡山大会)への参加
2023年11月18~19日に岡山大学で開催された全国社会科教育学会に参加しました。
初めて参加した学生さんの感想を紹介します。
【学生の感想】
・全国社会科教育学会に参加して、とても貴重な経験ができました。研究とはどういうものか、今どのような研究が行われているのかについて学会発表を聞くことによって学ぶことができました。自分の興味のある分野についての研究を聞くこともできましたし、新たな視点を得られるような良い機会になりました。自分の卒業研究を進める上でのモチベーションにもなりましたし、今後教職大学院、教員になってからも学会に参加して自らの知見を広げていこうと感じることができました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
・今回学会に初めて参加してみて、自分の興味のある分野について、多くの人が興味を持って研究されているということを知ることができ、貴重な機会となりました。今まで卒業研究を行うにあたって先行研究を読んだり、先生方やゼミの仲間と話したりしてきたのですが、実際に学会に足を運び、自分の研究と近い方の研究について話を聞いたり、考えたりすることで、より一層研究に励みたいと思うことができました。初めて出会う資料や考え方が多くあり、それらを自分の研究にどう生かせるか考えることもでき刺激となりました。また、学会で発表された方の中には現職の先生もいらしており、自分も春から教員として現場に出ることになっても、研究をしたり、学会に参加したりして、新たな学びをどんどん得ていきたいと思いました。そのためにも、学会の中の話にもあった余白を作り出すことができるようにしたいです。今回の学会で得た多くの学びを、卒業研究はもちろん、春からの教員生活に生かしていきたいです。
・全国社会科教育学会ではたくさんの学びがありました。シンポジウムや課題研究発表を聞いてキーワードである「教師の成長」について考えることができた貴重な機会でした。教職を志す者として、社会科教育に携わる者として、常に成長していく必要があることを再認識しました。
また、自由研究発表や課題研究発表などでは私自身の研究の参考になったり新たな学びとなったりしたものが多くありました。社会科教育について勉強不足なところが多いため、今後学んでいきたいと思いました。
充実した2日間であり、私自身にいい刺激がありました。知識不足で十分に理解できていない点もありますが、参加してよかったと考えています。
学会を運営してくださった関係者の方々、本当にありがとうございました。
・はじめて学会に参加して感じたことは二点あります。
一点目は、他の先生方の発表を通して、自分の教育観について自覚することができたことです。学会では様々な発表を聞いたり、聞いた後にゼミ生と発表についての意見交換を行う機会がありました。その中で自分にはなかった考え方に出会ったり、他のゼミ生が同じ発表を聞いて異なる感想を持っている様子から、自分がどの部分に関心を持っているのか逆に持っていなかったのかを改めて自覚することができました。今後は自分が目を向けられていなかった部分にも注目し、自分の教育観を再構築していきたいと思います。
二点目は、卒業研究をこれまで以上に頑張ろうと思えたことです。様々な発表を聴く中で、当然ですが自分はまだまだ先行研究の分析が足りてないな、論理的に論を述べることがまだできていないなと強く感じました。今後の卒業研究では更に先行研究に向き合い、論理的な文章になっているか何度も読み確認しながら進めていきたいと思います。
来年度も学会に参加したいと強く感じました。次は院生として参加するので、ただ聞くだけではなく質問もしっかりできるように更に勉強していきます。