絵本を活用した多世代型主権者教育の授業実践報告

絵本を活用した多世代型主権者教育の授業実践報告

 2023年2月20日に松山市立久米小学校第6学年の子どもたち約150名に、主権者教育の授業を行いました。本授業では、絵本教材として林木林・庄野ナホコ「二番目の悪者」小さい書房,2014年を活用し、国が滅びた要因の複数の視点から考察することを通して主権者として必要な行動の在り方を考えることを目指しました。

 本授業は、愛媛大学教職大学院で開講されている講義で開発したものです。小学校だけでなく、中学校や高校、大学生、社会人にも実践可能な多世代型の主権者教育の授業モデルとなっています。今後も大学や大学院での研究成果を学校現場や社会に還元し、さらに精緻化を目指すという学びの循環サイクルモデルを構築していきたいと思っています。

本実践の様子は、久米小学校のHPにも掲載していただいています。先生方、子どもたちの皆さんありがとうございました。